迎春
明けまして おめでとう ございます。
 皆様の益々のご健勝、ご多幸を お祈り申し上げます。
   私たち、本年も安全でおいしいぶどう作りに精進いたします。
   一層のご愛顧を賜りますように、よろしくお願い申し上げます。
1.年頭所感
1.「農は国の基なり、 栄枯盛衰巡る波
   吾れ、 瑞穂の土に 汗を流さん」    茂


元気で喜寿を通過しました。妻は今年迎えます。上を向き太陽を仰いでの仕事。
ぶどうのお陰や、皆様方の温かいご支援の賜物と、いつも感謝いたしています。
若者に注目されるような農業をしたいです。



2.昨年より更に一歩前進します。
研究所のスタッフ一同、元気に明るく楽しく、ぶどう作りに励みます。
ぶどうの生理、習性等、基礎から勉強をしています。昨年はうれしい励ましのお便りを沢山いただきましたが、中には厳しいご意見もいただきました。 教訓として頑張ります。


3.新農政に期待します。
米寿を迎える老農が、「地下足袋をはけば十歳(とお)若返る初仕事」と、寒風に負けず、農作業に精を出されている人もいますが、農業者は激減し、 非作付け農地が急激に増えています。農業者の主力は昭和の戦前生まれ60〜70歳台です。5年後はどうなるでしょうか。実効性のある新農政が緊急課題です。 今までの農政の多くは机上の数字対策から生まれ、有効性が疑わしい対症療法的だったのではないでしょうか。

今日の国際的食糧戦略に呼応するためにも、新農政が求められます。為政者は、自分がこれから農業者となる立場に立って現場の営農現況を理解 され、自らの営農目標を立て、その実現に必要な農政を推進して欲しいと期待します。


4.地域の活性化にチャレンジします。
過疎地を護る一人として、私は考えました。
過疎地といえども、日本の国土であり、日本人の郷土です。この地の保全と活用はそこに少数でも人が住むからこそ可能です。 その仕事は日本国土の保全です。それは日本人全体が担う責任です。都会の人の意見で随時随所の統治が可能でしょうか。 過疎地に生きる人こそ、真剣に郷土愛に燃えた未来を考えています。行政にも支援を期待しつつ、賛同いただける方々とご一緒に地域の活性化にチャレンジします。 きっと、報いられることを信じつつ。

2.年末・年始の話題

@忘年会兼12月誕生会「睦子75歳に!」
今回は後期高齢者になった睦子の誕生日を祝ってスタッフの皆さんが思いもかけないケーキを準備してくださいました。ローソクを吹き消したりするのはいつからしていなかったでしょうか。もう嬉しくて嬉しくて!
A新年の挨拶
いつも私たちを支えてくださっています野上さんご夫妻が1月2日、新年の挨拶に見えて、今年の「花澤会」のことなどについてお話しの時を持ちました。
B 新年会
2010年1月8日 仕事始めでした。全員は揃いませんでしたが、新年会を簡単メニューで!
この後、剪定について詳しい資料を見ながら勉強をぎっしり!所長の意気込みを感じました(年頭所感、項目2参照)。